France
- ※掲載順はメーカーのアルファベット順
- ※アルジェリア鉄道のフランス人民間技師、発明者André Virgile Paul Marie Berthierがデザイン。ベルティエはもともと、フランスのルベルM1886小銃の部分的な代替品として導入された
↑Image courtesy of Shipbucket.
- ※GIAT(Groupement Industriel des Armements Terrestresの略、現Nexter)製
- ※FAMASはFusil d'Assaut de la Manufacture d'Armes de Saint-Etienneの略(英語だとAssault Rifle from the Saint-Etienne Weapon Factory)。輸出モデルにG1、その後継銃にG2がある。FAMAS FÉLINは、装備とリンクが統合された歩兵プログラム(Fantassin à équipements et liaisons intégrés: FÉLIN)の一環としてG2から開発された。FAMAS F1の改良型がFÉLINシステムに統合されている
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
5.56mm×45 | 760mm | 488mm | 3,350g | 25発 | 6条/右回り |
- ※GIAT(Groupement Industriel des Armements Terrestresの略、現Nexter)製
- ※FR F1(Fusil modele F1)は、高精度に製造されたMAS 36の機関部に肉厚銃身・ピストルグリップタイプの銃床・望遠照準器を装備した狙撃銃。7.62mm×54弾を使用。1967年制式化。現用のフランス軍狙撃銃にはFR F1の改良型であるFR F2が使われている(1984年制式化)。これは、FR F1を7.62mm×51NATO弾仕様に改修すると共に、銃身と二脚に改良を加えたものである
↑Image courtesy of Shipbucket.
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
7.62mm×51 | 1,163mm | 600mm | 5,200g | 10発 | 4条/右回り |
- ※サン=テティエンヌ造兵廠 Manufacture d'armes de Saint-Étienne製。Fusil Modèle 1874またはグラースは、 1874年から1886年までフランス軍の主力軍用ライフルだった。バジル・グラース大佐Colonel Basile Grasによって設計されたグラースは、単発式、後装式、黒色火薬のシャスポー・ライフルを金属薬莢で改良したもの。このライフルは、ドイツがマウザーModel 1871金属薬莢ライフルを採用したことへの対応として、1872年から1874年にかけて開発された
↑Image courtesy of Shipbucket.
- ※Royal Manufacture of Charleville, Maubeuge Arsenal製。シャルルヴィル・マスケットは、18世紀から19世紀にかけて使用された69口径のフランス歩兵用標準マスケットである。1717年に製造され、1840年代を最後に生産が終了した。しかし、19世紀半ばまでの紛争(クリミア戦争など)では、まだ限定的に使用されていた。マリン・ル・ブルジョワ Marin le Bourgeoysは、1610年にルイ13世 King Louis XIIIが即位した直後に、王のために最初の本格的なフリントロック式武器を製作した。17世紀を通じて、フリントロック式マスケットはさまざまなモデルで生産された。1717年には、フランス歩兵用のフリントロック・マスケットが標準化された。これは、全てのフランス軍に支給される最初の標準的なフリントロック・マスケットとなった。フランス歩兵マスケット French infantry musketもしくはフランス式マスケット French pattern musketと呼ぶのが正しいが、これらのマスケットはのちにフランスのアルデンヌ地方 Ardennesのシャルルヴィルメジエールの武器庫 Charleville-Mézièresにちなんで“シャルルヴィル・マスケット Charleville muskets”と呼ばれるようになった。標準的なフランス歩兵長銃もチュール Tulle、サンテチエンヌ Saint-Étienne、モーブージュ工廠 Maubeuge Arsenalなどで生産された。技術的にはこれらのマスケットの正しい名称ではないが、シャルルヴィルという名称の使用はアメリカ独立戦争に遡り、アメリカ人はすべてのマスケット銃をシャルルヴィルと呼ぶ傾向があった。これらのマスケットの命名には一貫性がない。1763年式以降のモデルのみをシャルルヴィル・フリントロック・マスケットと呼ぶ文献もあれば、全モデルをシャルルヴィルと呼ぶ文献もある。シャルルヴィル銃の設計は、その使用期間中に何度も改良された。シャルルヴィル銃は、1840年にパーカッション・ロック・システム percussion lock systemsによって火打ち式が廃止されるまで使用された
↑Image courtesy of Shipbucket.
- ※参考文献
- 「最新軍用ライフル図鑑」徳間文庫(1998年)
- ウィキペディア
Update 24/11/16