United States of America
- ※掲載順はメーカーのアルファベット順
- ※アライアント・テックシステムズ(現ノースロップ・グラマン・イノヴェーション・システムズ)/Heckler & Koch GmbH(H&K)製。個人主体戦闘武器(OICW: Objective Individual Combat Weapon)計画の一環として1990年代に開発。計画はサイズや重量の点で問題があったため、中止
- ※アーマライト社、Artillerie Inrichtingen製
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
7.62mm×51 | 1,035mm | 547mm | 3,450g | 20発 | 4条/右回り | ◎M16(AR-15)の原型 |
- ※アーマライト社製
- ※セミオートマチック専用型がAR-180
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
5.56mm×45 | 960mm/732mm | 495mm | 3,000g | 20発 | 6条/右回り | ◎データはAR-18 |
- ※アーマーライト社、コルト・ファイアアームズ社(現コルトCZグループ)製モデル601
- ※1960年制式採用
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
5.56mm×45 | 994mm | 537mm | 3,000g | 20発 | 6条/右回り |
- ※バレット・ファイアラームズ・マニュファクチャリングInc. 製
- ※1990年制式採用。ヴァリエーションに原型のM82、海兵隊が採用したM82A1M(海兵隊名M82A3-SASR(Spcial Application Scoped Rifle)、陸軍ではM107として採用)、対空戦闘用のM82A2、25mm×59B NATO弾を使用して短銃身のXM109ペイロード、小型軽量のM90、その改良型のM95、M99がある
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
12.7mm×99 | 1,447mm | 737mm | 12,900g | 10発 | 8条/右回り |
- ※Bristol Firearms CompanyとBurnside Rifle Company製
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
.54 Burnside (13.71mm) |
1,003mm | 737mm | 3,175g |
- ※キャデラック・ケージ社(現Textron Marine & Land Systems)製。ユージン・モリソン・ストーナー Eugene Morrison Stonerがデザイン
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
5.56mm×45 | 930mm/675mm | 430mm | 3,800g | 30発 | 6条/右回り | ◎データはXM23アサルト・カービン |
- ※コルト・ファイアアームズ社(現コルトCZグループ)製モデル645
- ※1982年12月制式採用。他にFN U.S.A. 社がライセンス生産
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
5.56mm×45 | 1,000mm | 548mm | 3,500g | 30発 | 6条/右回り |
- ※ペンシルヴェニア・ライフルは、1815年ごろからほとんどケンタッキー・ライフル Kentucky rifleとして知られている、特別なアメリカの銃である。アメリカ史の数十年間は、アメリカで最も射撃精度が良い長距離ライフルであった。ペンシルヴェニア・ライフルは、数百年前にペンシルヴェニアに移住したドイツの銃製造者の製品であった。1700年代初頭のことである。入植者やフロンティアに住む人々は、この銃をとても好むようになった。初期のフロンティアのひとつはケンタッキーであった。ダニエル・ブーン Daniel Booneのような人々がそこで銃を使っていた。そこで、このライフルは“ケンタッキー・ライフル”と呼ばれるようになった。ペンシルヴェニア・ライフルは、ドイツの銃器職人によってアメリカ植民地に持ち込まれた、より重く、短いイェーガー・ライフル Jaeger rifleから発展した。イェーガー・ライフルは、大口径の弾丸を発射する短く重いライフルであった。当時の長く重い滑腔式マスケット銃と同様、どちらもアメリカでの狩猟には適していなかった。これらの鉄砲鍛冶がペンシルヴェニア州ランカスター郡を中心に活動したのには、いくつかの理由がある。また、この地域には銃身の材料となる鉄鉱石や銃床となる広葉樹林が豊富にあった。ペンシルヴェニア・ライフルは300ヤード(270m)の標的を正確に撃つことができた。1730年ごろから1812年の戦争まで、ペンシルヴェニア・ライフルはアメリカで好まれる長距離ライフルであった
↑Image courtesy of Shipbucket.
- ※レミントン・アームズ社(現Remington Outdoor Company)製
↑Image courtesy of Shipbucket.
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
6mm Remington 6.5mm Creedmoor 7mm-08 Remington 7mm Remington Magnum 7mm Shooting Times Westerner 8mm Remington Magnum .223 Remington .243 Winchester .25-06 Remington .257 Roberts .257 Weatherby Magnum .260 Remington .270 Winchester .280 Remington .30-06 Springfield .300 Remington Ultra Magnum .300 Weatherby Magnum .300 Winchester Magnum .300 Winchester Short Magnum .308 Winchester .338 Lapua Magnum .416 Remington Magnum .458 Winchester Magnum |
1,006.4〜1,181.1mm (銃身長によって異なる) |
510〜660mm | 3,180〜4,250g | 3〜6連内部マガジン 着脱式10連マガジン |
- ※Spencer Repeating Rifle Company、Burnside Rifle Co. 製
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
14mm (.56-56 スペンサー) |
1,193mm 996mm (カービン・モデル) |
762mm 558mm (カービン・モデル) |
7発 |
- ※スプリングフィールド造兵廠製
- ※1892年8月にノルウェーのコングスベルク兵器廠 Kongsberg VapenfabrikkのO. H. J. クラグ Ole Herman Johannes KragとE. ヨルゲンセン Erik Jorgensenが設計したライフルを採用するも米西戦争にて欠点が露呈
- ※Johnson Automatics, Inc. 製
- ※海兵隊とオランダ・インドシナ軍が採用。M1ガーランドの供給が順調になるとM1に交換された。設計者のメルヴィル・ジョンソン Melvin Johnsonの習慣として、彼はすべての武器にペットのニックネームをつけた。ジョンソンは半自動小銃に“ベッツィー Betsy”、軽機関銃に“エマ Emma”と命名した
↑Image courtesy of Shipbucket.
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
7.62mm×63 | 1,156mm | 558mm | 4,310g | 10発 | 4条/右回り |
- ※Knight's Armament Co. 製
- ※ユージン・モリソン・ストーナーの愛弟子であるC. Reed Knightが創業者。KSシリーズのKS-1は、2023年にイギリスのレンジャー連隊やイギリス海兵隊が用いるL403A1小銃として採用が決定
↑Image courtesy of Shipbucket.
- ※スプリングフィールド造兵廠製
- ※1903年製造開始
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
7.62mm×63 | 1,115mm | 610mm | 3,900g | 5発 |
- ※スプリングフィールド造兵廠製
- ※制式名称はUnited States Rifle, Caliber .30, M1とするものちにRifle, Caliber .30, M1に改められる(略記はUS Rifle, Cal. .30, M1)。他にウィンチェスター・リピーティング・アームズ社、ハーリントン&リチャードソン社、インターナショナル・ハーヴェスト社、P. ベレッタSpA、ブレダ・メカニカがライセンス生産
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
7.62mm×63 | 1,100mm | 600mm | 4,370g | 8発 | 4条/右回り |
- ※スプリングフィールド造兵廠製
- ※1957年制式採用。他にウィンチェスター・ウェスターン・ディヴィジョン社、ハーリントン&リチャードソン社、トムソン・ラモ・ウールドリッジ社がライセンス生産
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
7.62mm×51 | 1,124mm | 634mm | 4,450g | 20発 | 4条/右回り | ◎1964年製造中止 |
- ※スターム・ルガー社
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
.223 Remington 5.56mm×45 NATO .300 AAC Blackout 7.62mm×39 |
946mm | 330mm〜559mm | 2,900g | 30(5、20)発 | 6条/右回り |
- ※テキストロン・システムズ製
- ※次世代分隊火器プログラム(Next Generation Squad Weapon: NGSW)とは、アメリカ軍に制式採用されているM4カービン銃およびM249軽機関銃(ともに5.56mm弾薬を使用)ならびに7.62mmのM240機関銃を、6.8mmの新型弾薬を使用する共通システムで更新し、さらには新型の小火器用射撃統制システムを開発することを目標として、2017年に開始されたトライアルである。小火器部門ではSIG SauerのXM5ライフルが採用される。このテキストロン・システムズ社(ベル・ヘリコプターの親会社)のOlin Winchester CT 6.8mm polymer-cased telescoped cartridgesを搭載したテキストロンCTシステム・ライフルは落選した
↑Image courtesy of Shipbucket.
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
6.8mm polymer-cased telescoped cartridges |
- ※ウィンチェスター・リピーティング・アームズ社(現FNハースタル)製
- ※ウィンチェスターM70、またはモデル70、1936年にM54の後継としてウィンチェスター社が販売したボルトアクションライフル Bolt-action rifleである
↑Image courtesy of Shipbucket.
口径 | 全長 | 銃身長 | 重量 | 装填数 | ライフリング | 備考 |
7.62×51mm NATO (.308ウィンチェスター) |
1,050mm | 660mm | 4,350g | 3(4、5)発 |
- ※参考文献
- 「THE BOOK OF RIFLES」CASTLE BOOK(1977年)
- 「M16&ストーナーズ・ライフル」大日本絵画(1991年)
- 「最新軍用ライフル図鑑」徳間文庫(1998年)
- 「M16ライフル 米軍制式小銃のすべて」並木書房(2017年)
- ウィキペディア
Update 24/03/03